1295MHz 3ele Yagi アンテナ設計書

型番:MYU12953AC

1. 開発の概要

1.1 設計コンセプト

本アンテナ「MYU12953AC」は、1295MHz帯における移動運用の機動性と、シミュレーション通りの高い再現性を両立させるために開発されました。 アクリルブームと3Dプリントパーツ(ホルダー)を採用することで、金属干渉を極限まで排除した理想的な放射パターンの実現を目指しています。

1.2 主要諸元

中心周波数 1295 MHz (1.2GHz帯)
アンテナ形式 八木・宇田アンテナ (3エレメント)
偏波方向 垂直偏波
目標利得 約 8.0 dBi
目標重量 500g 以下

1.3 技術的特徴:アクリルブームの採用

本設計の核心は、ブーム素材に完全な絶縁体であるアクリルを採用した点にあります。これには以下の技術的合理性があります。

1.4 製作における「精神的安心感」の意義

1200MHz帯という「目に見えないほど波長が短い」領域の工作において、「理論的に正しいから大丈夫だ」という確信は、設計者にとって最大の性能となります。

これらの要素が、単なる数値以上の「信頼できるアンテナ」としての価値を形成します。